川崎学園 創立50周年記念誌
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医療福祉学科 医療福祉学部Time travel ~歴史を感じる懐かしいモノ~99医療福祉相談援助入門アクティブラーニングを活用し、ソーシャルワークに関する知識と実践を学ぶ。グループで現任のソーシャルワーカーにインタビューするなどの課題に取り組む。インタープロフェッション演習医療福祉の実践に必要不可欠な“多職種連携”を学ぶ。グループワークやプレゼンテーションを活用して他職種(他学科学生)と協働しつつ学ぶ。変わったこと 現場で活躍するソーシャルワーカーが増え続けている。同窓会との共催による「就職について先輩に相談する会」の開催や、授業やゼミナールへ卒業生を招くなど、卒業生が在学生を支えてくれるようになった。変わらないこと 一貫して医療ソーシャルワーカー養成に力を注ぎ続けている。医療ソーシャルワーク論医療ソーシャルワーク実習指導社会保障や保健医療、患者とその家族を取り巻く環境をさまざまな側面から理解・支援するために必要な知識を培い、「医療に強いソーシャルワーカー」を目指す。医療機関での実習に向け、ソーシャルワーカーとしての知識や技術、価値観・倫理観等について考察を深める。精神保健ソーシャルワーク演習少人数のグループで、精神保健福祉現場での相談場面を再現したロールプレイを活用し、ソーシャルワークの価値や倫理、効果的な支援を実践的に学ぶ。【学科のあゆみ】 1991年 医療福祉大学開学と同時に設置多様化する疾病や障がいのある人々の特性を理解し、医療に強い実践力のあるソーシャルワーカーを育成 開学以来、社会福祉士および社会福祉士をベースに精神保健福祉士の資格を取得し、より良い生活を支援する「実践力のあるソーシャルワーカー」の育成に力を注いでいる。木製車いす[学科創設時に寄贈・作製時期は100年前] 年代物のため、実際に乗ることはできないが、時代を重ねて深みを増した色や手触りから木のぬくもりが伝わってくる。当時の利用者の生活を考えさせてくれる存在である。Since 199川崎医療福祉大学

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