川崎学園 創立50周年記念誌
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保健看護学科 保健看護学部人々の健康を包括的にとらえ、科学的根拠に基づいた知識と技術を用いて人々の幸せに貢献する専門性の高い実践力のある看護職者を育成 豊かな人間教育の上に専門の知識や技術を習得して、保健・医療・福祉等の幅広い分野で活躍できる人材を育成する。トピックスTopics102Time travel ~歴史を感じる懐かしいモノ~小児看護学実習保育園での健康な子どもへの保育経験、小児科外来での通院児に対する理解、小児病棟での患児の受け持ちを通して、看護実践力を身につける。写真は、実習に先立ち、モデル人形を使用した技術トレーニングを行う様子。公衆衛生看護学実習Ⅰ・Ⅱ地域住民を対象にした保健活動の企画・実施・評価を行う。写真は、保健師を目指す学生が実習先の幼児に虫歯予防指導を行う様子。急性期看護学実習附属病院、総合医療センター等で、病院から在宅、誕生から終末期、救命救急等の幅広い領域での臨地実習を行う。写真は、ガウンテクニックの指導を受ける様子。【学科のあゆみ】 1995年 医療福祉学部保健看護学科として開設       2019年 保健看護学部保健看護学科に改組(新学部設置)「心肺蘇生人形」と「新型乳児人工蘇生訓練人形」 保健看護学教育には、本物そっくりのモデル人形(シミュレーター)がなくてはならない教材。現在は使われていないが、「心肺蘇生人形(レサシアン旧型)」は1996年に購入し、救急医療や救急看護学の授業で蘇生技術演習に使用。また、「新型乳児人工蘇生訓練人形(旧型)」は学科開設時から数年間、小児看護学の授業で口からの人工呼吸や心臓マッサージ等の赤ちゃんの心肺蘇生演習に使用していた。診療補助技術論看護師の基本技術、日常生活の支援など、「安全・安楽・自立」の原則に基づいた技術をモデル人形や装着式キットを用いて演習し、技術の科学的根拠を理解する。病棟でのクリスマス会 小児病棟に入院中の患児とともに、クリスマスの飾り付けや劇の披露など、楽しい時間を共に過ごす。季節ごとの行事を通して、子どもとその家族の心のサポートについて学ぶ。(小児看護学実習)心肺蘇生人形(レサシアン旧型)新型乳児人工蘇生訓練人形(旧型)

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