川崎学園 創立50周年記念誌
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理学療法学科 リハビリテーション学部103【学科のあゆみ】 1995年 医療技術学部リハビリテーション学科理学療法専攻として開設       2019年 リハビリテーション学部理学療法学科に改組(新学部・学科設置)保健や医療、福祉などの分野において、利用者や患者、 障がい者の方々に貢献できる理学療法士を育成 段階的な専門的知識・技術の習得を図るとともに、福祉社会創造の担い手として、喜びも悲しみも分かち合える豊かな感受性を持ち、臨床の場で高度な客観的判断や自ら考えて行動ができる人材育成を目指している。臨床基礎実習Ⅰ講義で習得した知識・技術を臨床現場で再確認するとともに、社会人としての礼節を身につける。定期試験では、技術や態度を判定するため、教員が模擬患者となる実技試験を全国の養成校の中でも先駆的に取り入れている。補装具治療学実習脳卒中片麻痺患者や切断患者の社会復帰には装具や義足が必要になる場合がある。それまでに学習した補装具治療学の知識を整理・補充し、義肢・装具・車椅子の適合判定が正確にできるように実習を行う。理学療法研究Ⅰ 早期から附属病院リハビリテーションセンターの現場を見学することで理学療法士になるという目標を明確にし、学習意欲向上を目指す。 臨床基礎実習Ⅱ教員の指導のもと、臨床現場で患者の理学療法評価を行う。学内の実習で、基本的な態度と技術を身につけ、学外で行う臨床実習につなげる。変わったこと学生数 開設当初は「理学療法専攻 入学定員30名」でスタートしたが、変遷する社会のニーズに応え、現在は「60名」まで増員。Time travel ~歴史を感じる懐かしいモノ~ハバードタンク(1995-) 水治療法と全身運動が行えるように工夫された浴槽。浴槽部の外寸は縦2.2m、横1.8m、高さ0.9m、大人が寝たままの状態で入れるほどの大きさであるため搬入に苦労した。また、実際に使用する場合は大量の水が必要で掃除も大変であった。実習では、学生の代表者が水着を着て入浴し、浴槽の底から気泡が出てくるお湯の中で運動を行った。Since 199川崎医療福祉大学

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