川崎学園 創立50周年記念誌
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健康体育学科 医療技術学部トピックスTopics111【学科のあゆみ】 1991年 医療福祉大学開学と同時に設置健康学、体育学、医学における専門教育を行い、科学的な健康・体力づくりの推進役として幅広いライフサイクルにおいて活動できる人材の育成 科学的な健康・体力づくりの推進役として、個々人の身体機能や生活環境を考慮した適切な運動処方と実技指導のできる健康運動実践指導者、健康運動指導士、ならびに学校での健康教育に関わる教員の養成を目的とする。Time travel ~歴史を感じる懐かしいモノ~ストレインゲージ式水中体重計 かつてはヒトの体脂肪率を測定するために「水中体重法」(息を吐き、水に潜った際の体重を測定)を用いていた。現在は「体脂肪計付き体重計」などで手軽に測定できるが、本学科では「水中体重法」を今でも学んでおり、開学当時からの「水中体重計」(現在は製造終了)を大切に使用している。体力測定法実習B 体組成評価や最大酸素摂取量測定、マシンを用いた筋力測定や映像からの動作解析等、各種体力測定に必要な知識と技術をさまざまな角度から習得する。また動物実験を通じて、体力科学に関する基礎的理解を深める。体育指導法B(遠泳実習) 新入生が最初に経験する、開学当時から続く学外実習。生きた水を知り、自然を体感し、励まし合いながら隊列を組んで完泳する意義を学び、海での集団生活を通して「健康体育学」に触れる。 1999年から倉敷市と連携し、市民対象のスポーツ教室を開催している。開始当初は、参加者の健康づくりが目的であったが、現在は運動指導ボランティアの育成に軸足を移し、地元倉敷の健康づくりに貢献するとともに、健康運動指導士を目指す学生教育の場として重要な役割を担っている。倉敷市中高年健康スポーツ教室運動処方演習実技A 中高齢者に必要な体力や測定法を理解し、介護予防、生活習慣病の予防・改善のための運動プログラム作成に必要な知識と指導するための技能を習得し、健康運動指導に対する理解を深める。Since 199川崎医療福祉大学

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