川崎学園 創立50周年記念誌
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医療秘書学科 医療福祉マネジメント学部 医療秘書教育40年を超える実績のもと、全国唯一の4年制学科として常にパイオニア精神を持ち続け、医療現場からの期待に応える人材の育成を目指している。 トピックスTopics114Time travel ~歴史を感じる懐かしいモノ~医療短期大学時代の制服とワッペン 定番の「ブラウン色」の制服を着て通学し学生生活を送っていた。「ワッペン」(1978〜2000年)は、最終学年に進級した証として左腕に着け、病院実習へ臨んでいた。 ACUでの海外研修(2006-2013) 学科独自の海外研修を、シドニー(オーストラリア)にある「オーストラリアン カソリック大学」(通称「ACU」)で行っていた。延べ100人の学生がホームステイや病院見学などを行い、異文化体験をした。医療現場で気配り・心配りをし、段取りマネジメント手法でチーム医療を支える医療秘書を育成学外実習Ⅰ医科大学の教授のもとで行う実習。患者のために診療・教育・研究に携わる「医師」としての姿を見て、その右腕となる医療秘書としての心構えと身につけるべき態度を学ぶ。【学科のあゆみ】 1977年 医療短期大学医療秘書科として開設       2000年 医療福祉大学医療福祉学部医療福祉マネジメント学科に改組       2005年 医療福祉マネジメント学部医療秘書学科に改組(新学部・学科設置) 医療秘書として基本的な接遇技能を習得している証として、学生全員が「秘書技能検定」(公益財団法人 実務技能検定協会)を受験。準1級以上の合格を目指し(2級には毎年全員合格)、面接等の練習に励んでいる。教員による熱心な指導のもと、学生たちは日々努力を重ね、成績優秀者に贈られる「優秀賞」や「団体優秀賞」の受賞実績を持つ。これからも高い接遇能力を備えた人材を育成していく。「秘書技能検定」  団体優秀賞受賞医療組織論 医療秘書の段取りマネジメント手法に、国際標準のプロジェクトマネジメント手法を取り入れている。 医療秘書機能演習医療秘書が実務を行うために必要な知識を、技術的な面でも習得できるように、ICT機器や電話等の設備を使いながら実習している。内容は、他の科目(医療秘書学概論、オフィススタディ等)とリンクしている。ワッペン医療短大時代の制服(1988〜2000年頃のデザイン)

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