川崎学園 創立50周年記念誌
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生涯学習、スキルアップの場として ―専門職の育成による地域貢献―117医療や医療福祉の専門性と、専門職育成の実績を生かし、生涯学習の場を提供し地域へ貢献している。●TEACCH自閉症プログラム実践者の育成 自閉症者(児)やその家族等の支援のため、「TEACCH自閉症プログラム」の普及活動に力を入れており、自閉症に関わる専門職者や一般社会人を対象に「自閉症特別講座」やセミナーなどを開催し、高度な専門家や実践者の育成を目指している。これらの活動は、TEACCHプログラムの日本での第一人者であった故佐々木正美教授(医療福祉学科)が原点。2004年にノースカロライナ大学医学部TEACCH部と姉妹大学の提携を結び、本学に「TEACCH部」を設置(2005年)。2015年度には「社会連携センター TEACCH Autism Program (TEACCH自閉症プログラム)」に改組し、自閉症者(児)の自立支援や社会への理解を深めるため、人材育成に取り組んでいる。●自閉症者(児)のための水中運動教室(健康体育学科) 2003年から、岡山県内の自閉症者(児)を対象とした水泳教室を本学の温水プールにおいて開催している。水中では関節などへの負荷が少ない筋力トレーニングなどが可能で、身体機能向上が目指せる。水泳教室の開催は、自閉症者(児)の社会参加に大きく寄与している。自閉症者(児)への支援、理解を深める取り組み「自閉症特別講座」修了式(毎年約20名が受講)自閉症者(児)のための水中運動教室 変化する社会や制度、そして多様化するニーズに応え、地域保健・医療・福祉に貢献できる看護職の育成と個々の看護職のキャリア支援および社会人の学び直しの機会を提供するため、川崎学園は2017年に「特定行為研修指定研修機関」として、中四国の大学病院で初めて認定を受けた。 活動運営拠点として「看護実践・キャリアサポートセンター」を本学に新設し、「看護師特定行為研修」、「認定看護管理者教育課程ファーストレベル研修」と、テーマを決めて行う「一般職看護師等研修」および「認定看護師教育課程(心不全、クリティカル)」を柱とし、実践的かつ質の高い教育プログラムの企画・運営を行っている。研修の場として附属病院、総合医療センターと協働し、学園一体となって、地域の人材育成と医療の質の向上を目指している。人材育成、地域医療の質の向上に貢献 ―看護実践・キャリアサポートセンターの活動―フィジカルアセスメント 演習中「人工呼吸器設定変更ハンズオン」研修風景 医療秘書学科では、2014年度から「クリニカルセクレタリー育成プログラム」を行っている。「クリニカルセクレタリー」とは、医師を補佐(電子カルテへの要約記録や投薬等の代行入力)し、チーム医療の円滑なマネジメントを行うハイレベルな医療秘書のことで、プログラム開始以来、約30人の学生・社会人が認定されている。クリニカルセクレタリーの育成(医療秘書学科) 本学では、教員として必要な資質能力が保持されるよう最新の知識技能を身につける「教員免許状更新講習」を、毎年実施している。実施にあたっては、教職課程を有している医療福祉、保健看護、健康体育学科が、専門性を生かした内容で講習を行い、本学の教育活動を幅広く還元している。教員免許状更新講習Since 199川崎医療福祉大学

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