川崎学園 創立50周年記念誌
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118創設者 川﨑祐宣先生の顕彰碑郷土の誇り 2000(平成12)年12月20日、川﨑祐宣先生が育った鹿児島県姶良郡横川村中ノ(現 霧島市横川町)の屋敷跡に建立された顕彰碑。当時の横川町長らが発起人となり、町内外の多くの賛同者から寄せられた募金によって、建立する運びとなりました。 「横川町で生まれ育った偉人川﨑祐宣先生を広く町民に認知していただき、郷土の誇りとして、また、21世紀を担う子どもたちの将来に向けての活力源となってほしい」との意が込められています。 碑文の最後には、「病める人とそれをつつむ社会への奉仕を信条に医療と福祉に一生を捧げ、医療・教育・福祉の三本の苗を大きく育て実らせた。川﨑博士は、太っ腹な薩摩隼人として知られ、座右の銘“敬天愛人”を実践した人とたたえられている。また、横川町への愛着が強く、生涯鹿児島のお茶をたしなまれた。」と刻されています。なお、この跡地は霧島市へ寄附され、霧島市は記念公園として整備する計画です。鹿児島県鹿児島市◎生家霧島市横川町Kawasaki Gakuen Episodes

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