川崎学園 創立50周年記念誌
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大学理念人ひと間をつくる体をつくる医療福祉学をきわめる 川崎医療短期大学は、創設者川﨑祐宣の壮大な構想を持って発足された川崎学園において、川崎医科大学、川崎医科大学附属高校に次ぐ三番目の施設として1973(昭和48)年4月に開設された。その教育は、高度な専門知識と優れた医療技術を持った有能な専門的医療技術者を養成するという先駆的なものであった。優れた医療技術者の養成は医師の養成と同等に重要と考え、全国有数の施設設備を整備し、講義と臨地実習が適切に行われるカリキュラムを編成した。また、専門科目と同様に教養科目を重視し、協調・協力の精神と習慣を身につける教育に努めた。 開設当初は、第一看護科、第二看護科および臨床検査科の3学科で構成されていたが、その後の学科増設により7学科1通信教育部を擁する一大医療系短期大学に成長した。そして豊かな人間性と、医療現場で活躍できる実践力を身につけた人材を輩出することで高い評価を得てきた。 近年の医療福祉大学への改組を経て、現在は看護科と医療介護福祉科の2学科体制となっているが、2つの大学病院を中心とした川崎学園ネットワークの恵まれた実習環境に全国から高い目的意識を持った学生が集い、卒業後はその多くがチーム医療を担うスペシャリストとして活躍している。開学以来培ってきた教育実績と伝統を継承し、川崎医療短期大学はこれからも社会に求められる有為な人材を養成していく。120―設立の想い―チーム医療に不可欠な優れた専門的医療技術者の養成を目指す

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