川崎学園 創立50周年記念誌
126/244

1973197519801985川崎医療短期大学 開学第一看護科第二看護科臨床検査科放射線技術科医療秘書科19771977栄養科19831983通信教育部医療秘書科年度124 川崎医療短期大学は、医療現場に不可欠な専門的医療技術者を育成するため、1973年に全国に先駆けて創設された。開設当初は、第一看護科(現 看護科)、第二看護科および臨床検査科の3学科で構成され、入学定員は3学科合わせて150名であった。 その後、1977年に放射線技術科、医療秘書科、1983年に栄養科、通信教育部医療秘書科、1988年に医用電子技術科を順次開設し、7学科1通信教育部を擁する一大医療系短期大学に成長した。 さらに、1994年に医用デザイン科、2001年に介護福祉科(現 医療介護福祉科)、2005年には医療保育科と、医療福祉分野に強いという特長を持った学科を開設して、社会的なニーズに応えてきた。 長年にわたって伝統を積み重ね、有為な人材を輩出しながら、川崎医療福祉大学へ順次改組移行し、現在は看護科、医療介護福祉科の2学科体制となった。医療福祉分野の実践的知識と高度な医療技能が身につく恵まれた環境で学んだ卒業生は、それぞれの専門知識・技術を生かし、社会に貢献している。2001年に「介護福祉科」として開設。介護福祉分野において、地域に貢献できる有能な介護福祉士の養成を目的に設置された。2012年に「医療介護福祉科」へ名称変更し、医療に強い、医療の知識を備えた、チーム医療で活躍できる介護福祉士の育成を目指している。医療介護福祉科 (2001−)入浴介助実習1977年に開設。徹底した臨床実習を通して多様な技術革新に対応できる診療放射線技師の養成を目指した。養成施設のうち本学は全国唯一の3年制短期大学で、就職、進学とも高い実績を残してきた。2017年度から、 改組により医療福祉大学医療技術学部診療放射線技術学科として設置。放射線技術科 (1977−2019)X線撮影技術臨床検査科 (1973−2018)1973年に開設。現代医療の多様なニーズに対応できる、高い専門性と豊かな人間性をもつ臨床検査のエキスパートを養成した。卒業後に即戦力となる実力を持つ人材を輩出し、医療現場や関連企業で活躍している。2017年度から、 改組により医療福祉大学医療技術学部臨床検査学科として設置。臨床検査実習第二看護科 (1973−2005)1973年の開学とともに開設。准看護師免許資格取得者を対象に2年間の教育を行い、第一線で活躍する看護実践者の養成を目指した。この学科を置く短期大学は県内では本学が唯一であったが、2005年度に募集を停止し、学科を廃止した。看護実習1973年に「第一看護科」として開設。的確かつ柔軟な判断と対応、高い能力に基づき常に社会の第一線で活躍できる看護実践者の養成を目指してきた。2007年、「看護科」に名称変更し、現在も受け継がれてその実績は高い評価を得ている。看護科 (1973−)学内実習学びの系譜 学科の変遷

元のページ  ../index.html#126

このブックを見る