川崎学園 創立50周年記念誌
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138「いまやらねばいつできる  わしがやらねばたれがやる」扁額今も受け継ぐ「戒めの合い言葉」 「いまやらねばいつできる わしがやらねばたれがやる」は、彫刻家平ひらぐし櫛田でんちゅう中(岡山県井原市出身)の名言です。川﨑祐宣先生は、尊敬する田中から直接聴いたこの言葉が忘れられず、自身の中の“合い言葉”として心の中に存在し続けていました。 1988(昭和63)年の新年互礼会での川﨑祐宣理事長の挨拶では、「あと2年で学園が成人の仲間入りをする(1990年に創立20周年)」こと、そして「これからの2年間、皆様方がそれぞれの職場で『俺がやらねば誰がやる いまやらねばいつやれる』というような気概をもって仕事に当たっていただきたい」と、田中の言葉を引用し語りかけました。 このことがきっかけとなり、この言葉を広く学園内に周知、普及しようと扁額が作製されました。扁額は、当初は医科大学、医療短期大学、附属高校など7か所に掲げられ、教職員や学生をはじめ、見る人の心の戒めとなりました。附属高校(図書室)医療短期大学 (200号大講義室入口)Kawasaki Gakuen Episodes

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