148 本学院の卒業生にとっては、開校時から2006年まで使用した「旧校舎」への親しみと愛着が今でもある。 校舎内に附属病院リハビリテーションセンターがあり、訓練スペースや道具等を診療と授業で共用していた。不便なこともあったが、患者同士や患者と教職員・学生の距離はとても近かった。実習室は、スペースに限りがあるため、学生が机に横になって実技の練習を行い、休憩時間には教室後方のベランダに集い、青々と茂る松林を見ながら友との語らいに花を咲かせた。校舎4階は女子寮で県外希望者が入寮できた。学業だけでなく、寝食を共にした寮生の結束は強固であった。 現在に比べて狭いながらも、旧校舎・旧リハビリテーションセンターの中は、にぎやかで濃い時間が流れていた。1974（昭和49）年3月理学療法士および作業療法士養成施設として厚生大臣から指定認可3月川崎リハビリテーション学院設置認可 （設置者 財団法人川崎病院）4月川崎リハビリテーション学院開校（初代学院長 水野祥太郎）理学療法学部（現 理学療法学科）、 作業療法学部（現 作業療法学科）設置1974（昭和49）年4月第1回入学式1977（昭和52）年3月第1回卒業式1979（昭和54）年7月設置法人を財団法人川崎病院から財団法人川崎医学振興財団に変更1993（平成 5）年11月創立20周年記念式1999（平成11）年3月専門学校川崎リハビリテーション学院に改称認可2003（平成15）年11月創立30周年記念式2006（平成18）年4月設置法人を財団法人川崎医学振興財団から学校法人九曜学園に変更9月校舎建て替え（北館棟新築）のため仮校舎ヘ移転2009（平成21）年4月新校舎(北館棟)ヘ移転2013（平成25）年11月創立40周年記念式2015（平成27）年4月リハビリテーション教育評価認定（一般社団法人リハビリテーション教育評価機構） ～川崎リハビリテーション学院のあゆみ～一路春風旧リハビリテーション学院外観Time travel ～歴史を感じる懐かしい写真～川崎リハビリテーション学院創立20周年記念式（1993年11月）第1回卒業式（1977年3月）「リハビリテーション学院旧校舎」の思い出1978年～1997年実習風景（理学療法学科）授業風景（作業療法学科）旧校舎のロビー階段教室での授業風景学校案内の変遷1998年～2016年学生主導で業務の全てを行っている図書室
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