川崎学園 創立50周年記念誌
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学園の図書館154 学園各施設(医科大学、総合医療センター、医療福祉大学、医療短期大学、附属高校)の図書館(室)は、建物内のほぼ中心部に位置している。これは、その原点である医科大学図書館開館時の「図書館は名実共に大学の中枢たるべし」という考え方の流れをくむもので、学びの核として学修・教育・研究活動を支えている。  蔵書等については、各施設の特徴に合わせた資料を収集し、できるだけ重複を避ける方針で運営している。また、施設間での業務連携や職員の人事交流も行っており、「一つの図書館」として、学園ならではの有用で効率的な運用を図っている。 原点は医科大学図書館「図書館は名実共に大学の中枢たるべし」 医療福祉大学図書館 医療短期大学図書館総合医療センター図書室附属高校図書室■  図書館(室)の概要2019年3月31日現在医科大学総合医療センター医療福祉大学医療短期大学附属高校合計蔵書数(冊)162,987(うち2,003)231,05485,26423,900503,205購読雑誌(種類)382(うち34)61994471,142電子ジャーナル(種類)4,07193625,0091970医科大学開学附属図書館開館(現 医療短期大学校舎内)1971附属高校校舎(生坂)完成図書室開室1972医科大学校舎棟完成校舎棟内の仮設図書館へ移転1973医療短期大学開学附属図書館開館医科大学本館棟完成現在の附属図書館へ移転1991医療福祉大学開学附属図書館開館20013大学(医科大学、医療福祉大学、医療短期大学)図書館において、管理・運営・利用者サービスのための図書館業務システム本稼動〔システムによる貸出返却、オンライン蔵書検索(OPAC)等〕2007KAWASAKI CLUBが発足し、3大学図書館共通でCLUB会員への図書館利用サービスを開始2010医科大学図書館改修2011医科大学図書館と附属高校図書室との連携強化により、学生・生徒による相互の図書館利用が可能となる附属川崎病院図書室において、図書館業務システム導入2013「川崎医療福祉大学学術機関リポジトリ」を公開2014「川崎医科大学学術機関リポジトリ」および「川崎医療短期大学学術機関リポジトリ」を公開2016総合医療センター開院 24時間開館の図書室を開室■  図書館のあゆみ教育およびエクステンション活動を支える 医科大学図書館小講堂 川崎医学会講演会等、年間多くの学術集会や研修会を開催

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