川崎学園 創立50周年記念誌
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学園祭医科大学、医療福祉大学、医療短期大学、リハビリテーション学院、附属高校が合同で行う学園祭は、約5,000人の学生を中心に教職員も参加!創設者川﨑祐宣の思い描いたとおり、地域の人々にも愛され親しまれる行事となっている。 川崎学園の「学園祭」は、医科大学と附属高校が開学した1970年11月に開催した「第1回大学祭」がはじまり。その後、医療短期大学、附属病院、リハビリテーション学院を次々と新設する中、創設者川﨑祐宣は、各施設が一体となった行事としての“川崎学園「学園祭」”の開催を熱望。1975年10月に、念願の学園挙げての「第1回学園祭」の開催が実現した。 以来、毎年学生が学園祭の統一テーマを決め、教職員も一体となり、施設の枠を超えて共同でさまざまなイベントを行い、祭りを盛り上げている。学園創立50周年の2020年には、46回目の学園祭を迎える。学生たちのチームがそれぞれテーマを掲げて仮装。グラウンドで演技を披露し、できばえやチームワークのよさを競う。かつては倉敷市街にも繰り出し行進していた。教職員互助会の各クラブ(園芸部、華道部、かな書道部等)が、日頃の活動の成果として作品を仕上げ展示する。この時期は、病院の待合ホールもにぎやかな雰囲気に包まれる。園芸部華道部医科大学と附属病院は、毎年医学・医療に関する共通テーマを決め、趣向を凝らしたパネル展示(医療福祉大学医療福祉デザイン学科と共同制作)や体験コーナーなどを設けた「医学展」と、市民向けにわかりやすく知識や情報を提供する「医学講演会」を開催している。●医学展(医科大学)と医学講演会(附属病院)▼●名物の仮装行列▼●互助会による展示▼医学展医学講演会

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