川崎学園 創立50周年記念誌
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Ⅳ 地域とともに、世界とともに173地域の医療および医療福祉の質の向上を目指して紹介率・逆紹介率●川崎医科大学附属病院10080604020069.758.767.761.667.358.669.366.869.063.575.072.277.676.176.975.5(%)(年度)2011201220132014201520162017201820112012201320142015201620172018紹介率(特定機能病院の算定式による)逆紹介率●川崎医科大学総合医療センター10080604020042.125.048.232.563.242.679.751.182.257.386.668.393.173.192.072.4(%)(年度)紹介率(地域医療支援病院の算定式による)逆紹介率 附属病院と総合医療センターでは、病院理念の一つとして「地域の医療福祉の向上と医療人の育成を行う」を掲げ、地域への貢献も重要な目標としている。子どもから高齢者まで、外来・入院での高度専門医療はもとより在宅医療までも幅広くかつ切れ目のない医療を提供するために、地域の医療機関や介護・福祉施設と多くの連携事業を行っている。また、2019年には地域の中核的な役割を担う病院と川崎学園との間で医療および医療福祉の人材育成、研修、人事交流等を行うための協定を締結。双方の資源を有効活用することで、地域社会の持続的な発展を目指す新たな取り組みを始めている。せとうちクリニカル・ベストプラクティス・ミーティング(総合医療センター)感染防止対策に係る連携医療機関カンファレンス(附属病院・総合医療センター) 外部医療機関(病院、診療所)の医師やスタッフを招き「医療連携懇話会」を毎年開催。診療に役立つ医療情報や最新の医療動向等についての「講演会」と、院内から医師や看護師、医療ソーシャルワーカー等のメディカルスタッフも多数参加する「懇親会」を実施し、より一層スムーズな連携を図っている。また近年では、「医介連携の会」や「医療・在宅連携懇話会」も開催している。連携協力している院外と院内の関係者が一堂に会し、直接コミュニケーションが取れる懇親会。貴重な機会として、年々参加者が増加。附属病院の会場には当院の最新医療を紹介するパネルも展示している。地域の医療、看護、介護を担う多職種が連携して「地域包括ケアシステム」の実現を目指している。急性期医療や継続的な医療を必要とする高齢者に支援の輪が広がることを目指している。 地域住民の皆様に質の高い医療サービスを継続して提供するため、地域の医療従事者や介護スタッフを対象とした連携事業や勉強会等を開催している。医療連携懇話会(附属病院・総合医療センター)医療・在宅連携懇話会(附属病院)医介連携の会(総合医療センター)医療機関・介護施設との連携 ―幅広く切れ目のない医療の提供―医療機関および介護施設等との連携

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