川崎学園 創立50周年記念誌
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182楷かいの木人ひ間とをつくる学び舎を見守る「楷の木」 学園内の各地には、学園のあゆみとともに大きく成長したたくさんの楷の木があり、そのうちの5本の木には由来があります。 現代医学教育博物館前にある3本の楷の木は、閑谷学校の楷の木とルーツを同じくするもので、中国山東省曲阜の孔子廟から連綿と続く由緒正しい「学問の木」です。川崎学園創立の精神を象徴する樹木として、学園が創立20周年を迎えた1991(平成3)年頃に植えられました。 また、附属病院正面玄関前にある2本の楷の木は、1994(平成6)年2月22日の川﨑祐宣学園長(当時)の90歳の誕生日に、「卒寿記念」として、長野士郎岡山県知事(当時)から贈られたものです。 いずれの木も、植えられた当時は樹高4m程度でしたが、約30年が経過した今は大木に成長しました。 医療福祉大学、医療短期大学、附属高校の敷地にも楷の木は、学問の木として植えられており、初夏には新緑、秋には黄金色に色づき、行き交う人々の目を楽しませ、学生たちの成長を見守っています。Kawasaki Gakuen Episodes

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