川崎学園 創立50周年記念誌
241/244

 1970(昭和45)年に創設者川﨑祐宣によって誕生した川崎学園は、発足当時、一つの大学と一つの高等学校、そして、わずか28人の教職員でスタートしました。半世紀を経た今、六つの教育施設と二つの病院を擁する、教職員数4,700人を超える大規模な学園へと成長を遂げ、さらに数年のうちに規模が拡大する予定です。 第二代理事長である川﨑明德学園長は「大学は50年経って一人前」と、常々言われていました。そのような大きな節目となる創立50周年記念誌編纂に際しては、学園の50年のあゆみと現在の姿を記録すること、そして、学園がこれから目指すものを描くことをコンセプトとしました。 50周年記念スローガンである「かわらぬ思い、このさきも」を本誌のテーマに据え、川崎学園の原点を描くことにこだわりました。そのため創設者による各施設の「設立の想い」をはじめ、学園で繰り広げられているあらゆる活動や事柄の根底にある「かわらぬ思い」を明らかにし、その意味や目的を、現在の私たちや後世の人たちが再確認できるように表現しました。 また、編集の基本方針として、誰にでも興味を持って読んでいただけるよう、読みやすさ、わかりやすさを心掛け、写真やエピソードの効果的な掲載に努めました。 このようにして50周年の記念誌が無事に編纂できましたことを、川﨑祐宣先生をはじめ、創設期に大変な苦労をされて学園の基礎をつくられた諸先輩方にご報告したいと思います。 この記念誌が、日頃川崎学園をあたたかく見守り、支援してくださっている皆様、そして、学園の卒業生やOBの方々、現在学園に在職・在学しているすべての皆様にとって、懐かしさと新たな発見がある一冊となれば幸いです。 最後に、本誌編纂にあたっては、学園内外の多くの皆様のご協力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。   2020(令和2)年6月吉日川崎学園創立50周年記念誌 編集委員会学校法人川崎学園 大学事務局 企画部 50周年記念事業準備室編集後記

元のページ  ../index.html#241

このブックを見る