川崎学園 創立50周年記念誌
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361980(昭和55)年12月川崎学園創立10周年記念式典1981(昭和56)年4月川崎学園総合体育館竣工5月川崎医科大学現代医学教育博物館開館1983(昭和58)年1月倉敷駅前診療所開所(1999年3月閉所)4月川崎医療短期大学 栄養科、通信教育部(医療秘書科)設置1986(昭和61)年1月川崎学園関金セミナーハウス開設1988(昭和63)年3月川﨑明德 川崎学園第二代理事長 就任4月川崎医療短期大学 医用電子技術科設置1980-1989 祐宣理事長~明德理事長へ医学の発展を目指し、現代医学・医療の知識と情報を惜しみなく広く地域へ― 世界的にも稀な現代医学教育博物館開館 ―1980年9月イラン・イラク戦争勃発1981年2月ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世来日1982年2月ホテルニュージャパン火災1985年8月日本航空123便墜落事故1986年4月チェルノブイリ原発事故1988年3月新岡山空港開港4月瀬戸大橋開通1989年1月昭和天皇崩御「平成」に改元4月消費税3%導入11月ベルリンの壁崩壊国内外の出来事倉敷駅前診療所川崎学園創立10周年記念式典創立10周年記念事業として建設された現代医学教育博物館(右)と総合体育館欅けやきの木(川崎学園総合体育館前)患者から寄贈されたジャイアント・ツリー 総合体育館前には「欅の木」が大きく枝葉を広げています。 推定樹齢130年のこの大木は、附属病院に入院していた患者さんからの贈り物です。 1987(昭和62)年、当時建設会社の社長だった方が、附属病院で手術を受け、退院する際に、欅の献木を申し出ました。温かな治療・看護への感謝の気持ちの表れとして、学園も快諾し慎重に植栽されました。 欅の木は「ふるさとの木」とも言われ、風や虫などにも強く、時間をかけ根を張り年輪を刻みながらゆっくりと成長します。川﨑祐宣の郷里の屋敷にも欅の木があり、祐宣も欅への思い入れが深かったと言われています。「医療は患者のためにある」と常に心に刻んできた祐宣にとって、最高の贈り物だったのではないでしょうか。 学園が刻んだ歴史のごとく、地面にしっかりと根を張り、新しい芽吹きを繰り返しながら、これからも学園の成長と発展を見守っていきます。Kawasaki Gakuen Episodes

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