川崎学園 創立50周年記念誌
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Since 197川崎医科大学51Ⅰ.プロフェッショナリズム/Ⅳ.医療の実践臨床実習(Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ)4・5学年ではスチューデントドクターとしてすべての診療科をローテート、内科系では3週間の診療参加型実習を行う。6学年では選択した3つの診療科で4週間ずつチーム医療に従事する。写真は、指導教員が患者役になり、診察を行っている場面。臨床実習Ⅱ多職種連携教育の一環として「看護実習」を行う。患者に寄り添うことで異なる立場の人の心を理解し、患者中心の医療を実践する医師となる基盤を養う。Pick Up臨床実習の重視 1~3学年では総合医療福祉施設「旭川荘」実習、医療現場での多職種連携の実際を体験、医療面接、身体診察、基本的臨床手技などを学び、4~6学年では診療チームの一員として診療に関わり、実践を通して臨床医学を学ぶ。なお6学年では3か月の選択制診療参加型臨床実習を行っている。臨床実習Ⅲ 臨床実習を開始するために必要な基本的臨床技能や態度を身につける。模擬患者との医療面接実習も行う。臨床実習入門臨床実習開始前に、臨床教育研修センターなどを使用して、診療技能とともに臨床検査および画像診断の手技、方法等に関する実習を行う。臨床実習Ⅰ医療と福祉の心を学び育てることを目的とし、旭川荘において介護実習を行う。回答の集計結果をモニターに表示 2013年2学期より「未来志向型医学教育の実践に向けた包括的双方向性教育システム(LENON システム)」を導入した。これによりメイン教室での講義については、学生が授業開始までに机上にある端末に学生証をセットすることで授業中、教員の任意の時間に出席確認を行うことが可能になった。さらに、レスポンスアナライザーとしての機能を活用して、授業中に問題を提示し回答させたり、アンケートを行うことが可能で、双方向対話型授業を実施している。また、同システムによる授業評価も実施している。双方向で行う教育の形

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