川崎学園 創立50周年記念誌
75/244

Since 197川崎医科大学附属病院73快適な環境と深い人間愛で迎える空間アメニティとプライバシーに十分配慮した居住空間 病棟は、センターごとにテーマカラーを設定し、あたたかい雰囲気となっている。また、病室はゆとりある個室を中心とした構成で、アメニティとプライバシーに配慮。機能的で明るく清潔な療養環境を整備している。病院理念に基づき、すべての判断と行動の基準を「患者が主人公」におき、患者の立場を十分尊重した心温かい人間味溢れる対応に徹している。入院前から患者の情報を把握し退院時に地域の関係者と連携するなど切れ目のない支援を行う目的で、PFMを開設。当院では、管理栄養士、薬剤師、看護師が多職種でサポートし入院前に面談することで少しでも患者と家族に寄り添い、入院後には、主治医、病棟看護師、退院支援看護師、医療ソーシャルワーカーに連携できるようにしている。(面談件数:約500件/月)公用車で患者宅を訪問入院患者への食事は、開院以来、当院栄養部が献立づくり、材料の仕入れ、調理、配膳に至るまで、すべて直営で行っている。安心・安全で治療効果があるおいしい食事を提供することを心掛け、患者からの満足度も高い。また、患者がより早く社会復帰できるよう、栄養サポートチーム(NST)の介入も早期から取り入れてきた。食事管理と栄養管理は高齢化社会を乗り切るために大切なことであり、チーム力を絶やすことなく患者のサポートを続ける。外来糖尿病教室食事会入院中の食事(常食)患者の回復を食事・栄養管理でサポートPFM(Patient Flow Management )

元のページ  ../index.html#75

このブックを見る