川崎学園 創立50周年記念誌
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Since 197川崎医科大学附属病院75もの忘れフォーラム病院・福祉・行政が連携して企画し、講演とシンポジウムの2部構成で開催している。認知症啓発イベント2015年から認知症をより分かりやすく、より多くの方へ知ってもらうことを目的に、毎年さまざまなテーマで開催している。緩和ケアイベント緩和ケアに関する当院の取り組みをパネル展示し、ウィッグ体験や栄養補助製品、口腔ケア製品の紹介、ミニレクチャーや相談コーナーなどを設けている。-星・花・愛の妖精たちへ-本館棟と西館棟をつなぐ3〜5階の渡り廊下に、創設者川﨑祐宣が好きだった言葉「天に星、地に花、人に愛」をイメージし、アーティスト祐成勝枝氏により描かれた。思いやりと優しさを500人のfairy(妖精)たちの世界で表現している。渡り廊下の壁画地域がん診療連携拠点病院として患者や家族が集まり医療従事者に気軽に相談できる場として「がんサロン」や、がん診療に関するさまざまな情報を提供する「市民公開講座」を定期的に開催している。また、当院の緩和ケアや支援体制の広報を目的に「ホスピス緩和ケア週間イベント」を年1回開催している。岡山県認知症疾患医療センターとして認知症になっても暮らしやすい地域づくりのための正しい知識の普及・啓発に取り組んでおり、一般市民を対象に市民公開講座「もの忘れフォーラム」や「認知症啓発イベント」を定期的に開催している。地域へ向けた当院の取り組みがんサロンがん患者やその家族同士が不安な気持ちをひとりで抱えず、そっと話ができる場所として、毎月開催している。市民公開講座地域の方々に向け、最新のがん診療情報を分かりやすく発信している。がんサロン市民公開講座

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