川崎学園 創立50周年記念誌
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Since 193川崎医科大学総合医療センター87地域包括ケアシステムの推進退院後も自立した在宅療養が行えるように、PFM(Patient Flow Management)・入退院支援を行っている。入院前に面談を行い自宅での生活状況を把握することで、早期の問題解決を図り、退院後は自宅訪問や電話連絡をするなど、入院前から退院後までのトータルサポートを行っている。入院前から退院後までのトータルサポート健康保険法および介護保険法に基づき、在宅療養支援センター「訪問看護ステーションかわさき」を2019年5月に開所。近隣の開業医、訪問看護ステーションとの連携による専門性を備えた訪問看護を実践している。さらに、同年11月には介護保険法に基づき「居宅介護支援事業所かわさき」を開所し、利用者中心の適切な居宅介護支援を実施している。また、この2つの事業所は、将来の医療・看護・介護職を目指す学生の教育の場としている。医療ニーズの高い患者の在宅療養支援 地域包括ケアシステムの構築のため在宅医療への移行を推進しており、入退院サポート、在宅療養などさまざまな機能によって、切れ目ない医療に積極的に取り組んでいる。病室ゆとりある個室と4人室で構成し、患者のプライバシーに配慮した設計としている。明るく開放的なデイルームなど、快適な療養環境を整備している。

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