■ 医学講演会 入場無料 + 申込不要
肥満と肝疾患 | |
川崎医科大学 内科学教室(肝・胆・膵)教授 同附属病院 肝・胆・膵内科 部長 日野啓輔 |
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平成21年 10月10日(土) 14:00〜16:00 (受付開始 13:00〜) |
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現代医学教育博物館 3 階 講堂 (メディカルミュージアム) |
肝疾患と言えば多くの人は肝炎、肝硬変、肝がんなどを思い浮かべることでしょう。ではその原因はと言うと、肝炎ウイルス感染やお酒の飲み過ぎなどを想像する方が多いと思います。確かに日本の慢性肝疾患の90%近くは肝炎ウイルスが原因ですが、肝炎ウイルス感染者が皆一様に肝硬変や肝がんに進展するわけではありません。それでは病気の進展を早めるものは何かと問われるとなかなか答えられなくなります。実は肥満というのは肝疾患と密接な関係があり、多くの場合は肝病変を悪化させ、肝がんになりやすくなることが明らかにされています。また、脂肪肝は21世紀の肝疾患とも言われ、次第にその数が増加していますが、脂肪肝のなかにも進行性で肝硬変や肝がんにまで進展する場合があることは意外に知られていません。本講演では肝疾患にならないため、あるいは肝疾患の進展を抑えるために肥満にならないことがいかに重要であるかを解説します。
問い合わせ先
川崎医科大学附属病院 病院庶務課
TEL:086−464−1164(直通)
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