学園祭によせて



第44回川崎学園祭へよせて
学校法人 川崎学園 理事長 川﨑 誠治

 爽やかな秋の訪れとともに、今年も恒例の学園祭を迎えました。 今年度も学生諸君や教職員の皆さんの参加はもちろんのこと、多くの地域の皆様のご参加をいただき、第44回川崎学園祭を盛大に開催できますことを、大変喜ばしく思います。
 私たち川崎学園の教職員と学生は、創設者川﨑祐宣の「人間(ひと)をつくる 体をつくる 医学をきわめる」という理念を受け継ぎ、各施設が緊密な連携のもと、優れた知性と豊かな人間性を兼ね備えた良き医療人の育成を目的として優れた医学教育、医療福祉・医療技術教育に取り組んでまいりました。また、附属病院、総合医療センターでの診療や、本年4月に開園した、かわさきこども園を通じて地域社会の皆様とともに歩んでまいりました。
 さて、今年の学園祭の統一テーマは、「一彩合祭いっさいがっさい」です。 「一彩合祭いっさいがっさい」には、医科大学、医療福祉大学、医療短期大学、リハビリテーション学院をはじめとする学園の学生、教職員のみならず、患者さんとそのご家族、地域の方々など来場される全ての方々のご理解とご協力のもと、学園祭に集う者一人一人のいろが合わさった学園祭を創り上げたいという願いが込められています。
 参加された皆様に川崎学園をご理解いただき、日頃からお世話になっている地域社会の皆様との親睦、交流の機会となるような学園祭にしたいと考えています。 川崎学園各施設の教職員と学生とが心を一つにして、統一テーマ「一彩合祭いっさいがっさい」にふさわしい学園祭となるよう願いご挨拶とさせていただきます。