第50回 川崎学園祭令和6年10月19日(土)、20(日)

第50回 川崎学園祭によせて

 空が高く澄み渡り、気持ちのいい秋風が吹き渡るころとなりました。
 昨年度の学園祭は、4年ぶりに一般の方にもご参加いただき大いに賑わいを見せました。今年度は医療福祉大学エリアだけでなく、5年ぶりに医科大学エリアでも開催できる運びとなり、さらに盛り上がり、活気あふれる学園祭になるのではないかと期待が膨らみます。
 また、川崎学園祭は今年度で50回目を迎えます。第50回という節目に、学園創設者である川﨑祐宣が、かつて描いた「年に一度の楽しいお祭り行事」「地域社会の人達に当学園を開放し、学園のありのままの姿を見て載き」に改めて立ち返り、初心を忘れず、これまで積み上げてきた歴史とともに未来へ紡いでまいる所存です。
 さて、今年度の学園祭の統一テーマは「Fly High ~新たな世代へ~」ですが、コロナ禍の厳しい時期を乗り越え、「医療福祉人」を目指す者として病院や地域社会だけでなく、災害等で不安を抱えている方々に対してもどう関わるべきかを考え、未来を見据えて飛躍していく意志を表しているとのことです。
 川崎学園の学生と教職員が一丸となり、記念すべき50回目の学園祭が統一テーマにふさわしく新たな世代へ紡がれることを願い、ご挨拶とさせていただきます。

学校法人川崎学園
理事長 川﨑 誠治

新たな世代へ向かって
高く飛翔しよう!

学園祭も記念すべき第50回を迎えます。新型コロナウイルス感染症のパンデミックがようやく落ち着き、学園での学生生活も以前のような日常を取り戻しつつあります。
昨年は重く垂れ込めた雨雲のようなコロナ禍をようやく突き抜けて、青空が見えてきた喜びを表すような「雲外蒼天」というテーマでしたが、今年はそこから更に高く上昇して行こうという思いを載せて「Fly High 〜新たな世代へ〜」というテーマが選ばれたのだと思います。飛躍するというイメージや新しく何かが誕生するという期待感を連想させる素晴らしいテーマですね。現実にはコロナ禍を抜けても、国内経済の停滞、政治不振、地震や水害などの自然災害、世界に目を向けると長引くロシアのウクライナ侵攻や中東ガザ地区での紛争など、閉塞感に覆われるニュースが続いています。何とか若い力によってこの閉塞感を吹きとばしてもらいたいものです。そうした次世代の活躍に希望が持てるような学園祭になることを期待しています。

川崎医科大学
学長 砂田 芳秀

成功への努力と忍耐

 本年度の学園祭は、第50回という記念の行事となりました。学園祭の準備と運営にご尽力をいただきました学生並びに教職員の皆様に、心から感謝申し上げます。
 本年度の学園祭のテーマが「Fly High 〜新たな世代へ〜」であると知らされました時に思い出したのは、iPS細胞の作製に成功した山中伸弥先生の”To fly high, you have to crouch as low as possible.”という名言でした。「低くしゃがむこと」は、底辺でじっと耐え忍ぶことの比喩と考えられますが、成功を収めるためには並大抵でない努力と忍耐が不可欠です。今、人々は温暖化に伴う気候変動や大地震の予知情報、人類滅亡に直結する核戦争の危機など、さまざまな不安に直面しています。災害に伴う被害を最小限に抑え、平和で健康な国際社会を築き上げるためには、若い皆さんの叡智と協力、辛抱強く訴える力が必要です。学園祭の期間に、人類の幸福と医療福祉について語り合って、明るい未来に貢献されることを心から期待申し上げます。

川崎医療福祉大学
学長 椿原 彰夫

それぞれの飛躍

 今年も学園祭の季節が巡ってきました。コロナ禍を経て、大学祭に限らず、各地の様々なお祭りの在り方も問われる中で無事に川崎学園祭の開催に漕ぎ着けたのは、実行委員会のメンバーを始め関係者の皆様のご尽力のおかげと感謝申し上げます。
 さて、医療短期大学は今年7月に総合医療センター、高齢者医療センターと協力して「川崎学園岡山キャンパス七夕健康まつり」を開催しました。岡山キャンパスでは初めての“お祭り”でしたが、倉敷キャンパスからも多くの方に参加いただきました。今度は川崎学園祭に岡山から積極的に参加する番です。模擬店や仮装パフォーマンスなどで医療短期大学の元気な姿を御覧ください。
 今年の統一テーマは「Fly High ~新たな世代へ~」です。世代の呼び方は、団塊、バブル、ゆとり、Zなど様々ですが、どの年代に生まれ育ったかに関わらず、50回目の記念すべき学園祭が、現状に満足することなくそれぞれの飛躍を期する機会になることを祈っています。世代を超えて、みんなで楽しみましょう。

川崎医療短期大学
学長 秋山 祐治

「Fly High~新たな世代へ~」
-想いを繋いで飛躍する-

 令和6年度(第50回)川崎学園祭の開催おめでとうございます。
 生坂地区にある附属高校は、建学の理念「人間をつくる 体をつくる 学問をきわめる」を大切にしながら、将来の良医を目指す人材の育成に取り組んでいます。10月19日(土)の学園祭1日目の午前中には、高校を会場として「文化発表会」を開催し、授業、クラブ活動、生徒会活動の成果を発表するとともに、午後及び2日目は倉敷キャンパスの学園祭に参加します。
 今回の学園祭のテーマは「Fly High~新たな世代へ~」ですが、附属高校生は、想いを繋いで飛躍すべき次世代のまさに当事者です。生徒会執行部は学園祭実行委員会に参加させていただいています。
 学園祭を通して「想いを繋いで飛躍する」機運が、世代を超えてより一層高まることを期待するとともに、関係の皆様に心から感謝申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

川崎医科大学附属高等学校
校長 竹田 義宣

学園祭テーマ
「Fly High ~新たな世代へ~」
によせて

 記念すべき第50回川崎学園祭の開催にあたり、未来に向けての飛躍がテーマとされました。世界中の人々に大きな影響を与えた新型コロナウイルスはまだ消え去ったわけではありませんが、すでに世の中は次に目を向けて動いています。とは言え、見渡すと戦乱や災害など必ずしも明るいことばかりとは言えません。ただ、個人も社会もいろいろなものを持ち合わせていることが世の常であり、そのような中、皆さんが川崎学園に集ったことの意義をみつけ、力を結集していただきたいと思います。
 開催に向けて尽力いただいた実行委員会をはじめ皆様の努力に敬意を表するとともに、第50回川崎学園祭の成功をお祈りします。

川崎リハビリテーション学院
学院長 花山 耕三

第50回 川崎学園祭によせて

 皆さん、こんにちは。
 今年も待ちに待った学園祭の季節がやってきました。今年の統一テーマは「Fly High~新たな世代へ~」。このテーマには、私たちが未来に向けて大きく羽ばたく姿を描くとともに、新たな世代が持つ無限の可能性を信じて、共に成長していこうという願いが込められています。50回目という記念すべき節目の年を迎えた学園祭ですが、長い歴史の中で、それぞれの年ごとに新たな挑戦があり、数え切れないほどの思い出が積み重ねられてきたことを思うと、感慨深いものがあります。
 今年の学園祭では、これまでの経験と新たなアイデアを融合させた素晴らしいイベントが盛りだくさんです。互助会も『箏の集い』『華道部』『かな書道部』『園芸部』が日頃の活動の成果を展示あるいはステージで発表いたします。互助会の教職員も学生の皆さんと共に学園祭を盛り上げますので、是非ご覧ください。皆さんの熱意と創意工夫が、この学園祭を特別なものにし、未来に向けた新たな希望を形作ることを心から期待しています。
 学園祭は、仲間と共に楽しむ瞬間や、心に残る思い出を作る大切な機会です。記念すべき学園祭が素晴らしいものとなることを心より願っています。皆さんの活躍を楽しみにしています!

川崎学園互助会
幹事長 西松 伸一郎