コンセプト

学園祭によせて

あれから40年!!
川崎医療短期大学 学長 小池 将文

 川崎学園が創立されて45年、川崎医療短期大学が設立されて42年、そして学園祭は41回目を迎えます。「あれから40年」という中高年を笑いのネタにしたフレーズを時に耳にしますが、この40年の間に、少子高齢化・人口減少・東京への一極集中と、この国も大きく変化し、地方の活力が乏しくなっていることが問題となっています。そんな中で、ここ中庄の地は、一面の田んぼであった地域から、川崎学園の発展とともに駅も道路も整備され、学園都市といってもいいようなエリアへと変貌しました。

 医療に軸足を置いた学園の4校が、40年を経て改めて、お互いに協力し一体感を持って学園祭に取り組むことをテーマにしたことは、とても意義深いことだと思います。将来にわたって活力ある日本社会を維持していくために、昨年末に「まち・ひと・しごと創生法」が制定されました。この学園祭が、中庄という地域を活性化させる契機になり、学園の存在が、地域の誇りとなることを願ってやみません。

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