学園祭テーマによせて

学園祭テーマ「All Four One」によせて

川崎リハビリテーション学院　学院長　花山 耕三

　第41回川崎学園祭が、「All Four One」のテーマのもと開催されることをまことに喜ばしく思います。開催の準備にあたった実行委員をはじめとする学生の皆さん、そして教職員の皆さんの努力、協力のたまものだと思います。まことにおめでとうございます。

　テーマのなかの「Four」には、4校という意味も含まれているとのことですが、学校の枠を超えて協力して一つのことを成し遂げ、さらにそれを地域にも広げたいというコンセプトと伺いました。今やわが国は少子高齢化社会を迎え、地域で高齢者や障害者を支えようという方向に動いています。これは、社会の変化のなかで地域での人と人とのつながりがともすれば希薄になっているところを、もう一度地域で生活する人にとって何が幸せかという問いかけかもしれません。ともあれ、皆さんが地域を意識したコンセプトを打ち出したことに感銘を受けました。この学園祭の成功をお祈りし、私のご挨拶とさせていただきます。