コンセプト

学園祭によせて

第41回川崎学園祭への期待
学校法人 川崎学園 理事長 川﨑 誠治

 秋晴れの心地よい季節となりました。

 このたび、学生諸君や教職員の皆さんの参加はもちろんのこと、多くの地域の皆様のご参加をいただき、第41回川崎学園祭を盛大に開催できますことを、大変喜ばしく思います。

 学園創立6年目にあたる昭和50年10月に、創設者川﨑祐宣の提唱によりスタートした川崎学園祭は、昨年、第40回の大きな節目を迎えました。今年は第50回に向け、ますます飛躍していく最初の年です。昨年以上に盛り上がる学園祭を、学生実行委員の諸君を中心に作り上げていくことを期待します。そして、創立以来現在まで引き継がれてきた伝統を大切にしながら、新たな歴史を刻み込んでいってほしいと思います。

 さて、今年の学園祭の統一テーマは「All Four One」です。この言葉には、4校をはじめとする学園の絆を一層深め、地域に開かれた学園祭を目指したいという意気込みが感じられます。

 川崎学園は、今年の5月に倉敷市との間に医療・保健・福祉分野などで連携し地域の持続的な発展に寄与することを目的とした協定を結びました。このような行政機関との包括的な連携協定は、学園にとって初めてのことです。学園や学生諸君は、地域の皆様に育てていただいていることを改めて認識し、その期待の大きさを感じます。今後も質の高い医療を提供するとともに、将来の良き医療人を育成して、医学・医療・医療福祉の分野で地域に貢献していきたいと考えています。

 学園祭では、学生実行委員を中心とした「All 川崎学園」で、地域の皆様を歓迎するとともに、学園祭を通じて各施設と学園全体の連携を深め、地域社会の発展に寄与することを願ってやみません。

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