学園祭によせて

附属高校でも奏でます

川崎医科大学附属高等学校　校長　新井 和夫

　　第43回学園祭「カルテット」では、4つの大学等を柱に学園各施設の取組が、ハーモニーのように奏でられます。全国唯一の医科大学附属高校である本校でも一日目の10月21日（土）に「文化発表会」を開催します。

　　附属高校では、建学の理念「人間をつくる」「体をつくる」「学問をきわめる」を大切にしながら、良医を目指す人材の育成に取り組んでいます。今年度は全国各地から集まった73人の生徒が在籍し、勉学に励みながら、放課後には、運動部活動に参加するとともに、週1回は全員で文化系のクラブ活動に取り組んでいます。

　　「文化発表会」では、平素のクラブ活動や芸術の授業成果を発表します。生徒はさまざまな制約の中で準備をし、一生懸命取り組んでいます。この行事を機会に生徒一人一人が一層成長することを期待しています。

　　皆様には、生坂のキャンパスへも訪れていただき、附属高校生が取り組む様子をご覧いただければ幸いです。

　　学園祭の準備や調整にお世話になっている関係の皆様に心から感謝申し上げ、学園祭「カルテット」で学園全体に美しいハーモニーが奏でられることを祈念してご挨拶とします。