■ 学園祭によせて - 川崎医療短期大学学長
「ひだまり」に想うこと
川崎医療短期大学
学 長 今 城 吉 成
学 長 今 城 吉 成
平成21 年川崎学園祭の開催をお慶び申し上げます。
今年のテーマは「ひだまり」だそうですね。ひだまりと言えば、猫が背を丸くしてまどろんでいる情景をつい思い浮かべてしまうのですが、きっと何か高邁な意味も隠されているのだと思います。
頂いたご案内には、心地よい気分になり、安らぎを感じ元気が湧いてくる場所としての「ひだまり」を想定した、と説明されていました。
学園祭が日ごろの厳しい研鑽の毎日から抜け出し、ほっと一息入れる安らぎの日となるように、またこの祭りに主体的に参加することで、起伏の少ない忍耐と持続の毎日とは際立って異なる開放的なときの流れが楽しめるように、期待しています。
庭先の“ひだまり”で陽光を背にうけて寝ていた猫が、十分休養し、伸びをした次の瞬間何事もなかったようにしなやかで確実な一歩を踏み出していくように、皆さんが学園祭を活用して下さることを願っています。