■ 学園祭によせて - 川崎医科大学大学長
「ひだまり」と「学園の自然」
川崎医科大学
学 長 福 永 仁 夫
学 長 福 永 仁 夫
本年の学園祭のテーマは、「ひだまり」とのことです。「日溜まり」は秋から冬の寒い気候の時季、縁側などで太陽の光を受けた、穏やかな落ち着いた雰囲気が目に浮かびます。
昨今の世情の、先の展望がみえない不安感や不確実性を多くの人達が感じている可能性があります。このような時代に、「ひだまり」がテーマに採択されたのは、誠に時宜を得たものだと思います。
学生諸君は、急激に変化する社会に対応するために学び、教職員は社会的使命を果たすために努力されていることでしょう。
学園構内には、多くの自然があります。創設者の川ア祐宣学園長の素晴らしい環境で学習や勤務をして欲しいとの思いからでしょう。
本年の学園祭では、学園内の学生、教職員だけでなく、参加される多くの人達と、お互いに「ひだまり」に居るような気持ちで交流して頂ければと願います。