■ 学園祭によせて - 川崎リハビリテーション学院学院長
ひだまり
川崎リハビリテーション学院
学院長 椿 原 彰 夫
学院長 椿 原 彰 夫
川崎学園の学園祭の成功に向かって、連日、一生懸命に準備された学生ならびに教職員の皆様には心から敬意を表するとともに、この日を迎えることができましたことをお喜び申し上げます。
学園祭のテーマとなっている「ひだまり」は、冬の寒い時期でありながら風を遮って陽光の当たる暖かい場所をいいますが、その場所では微睡むことのできる安堵感を与えてくれます。暗い影の中に灯された一点の明るさのイメージから、障害者の団体の名称としても「ひだまり」という言葉が多く使用されているようです。医療や福祉の恩恵に預からなければならない患者様や障害者にとって、皆さんは希望と温かさを与えてくれる日溜まりのような偉大な存在として期待されています。本年度の学園祭の開催に当たって、温かい存在とはどういうものか、どのように接すれば日溜まりを与えることができるのかについて、友人同士で議論し合っては如何でしょうか。