学園祭によせて

第39回川崎学園祭への期待

学校法人 川崎学園　理事長　川﨑 誠治

大気も爽やかに、日々秋の訪れが実感されます。

39回を数える川崎学園祭が、川崎医科大学、川崎医療福祉大学、川崎医療短期大学及び川崎リハビリテーション学院の実行委員の諸君を中心に諸準備を整え、ここに盛大に開催される運びとなりましたことを、心からうれしく思います。

川崎学園のすべての皆さんが、力を合わせて、ご来園された皆様を歓迎するとともに、学生諸君には、各種のイベントに若い力を発輝して、大いに盛り上げ楽しみ互いに交流を深めてください。

さて、今年の川崎学園祭の統一テーマは「メッセージ,」です。

この統一テーマの決定に当たっては、例年以上に4校の実行委員の諸君が真剣な協議を重ねたとお聞きしています。

「,」には、発生から2年半が経過する東日本大震災当時の思いをもう一度振り返り、「終わりにするのではなく、問題意識として持ち続ける」という決意が込められています。

そして、その思いを「東北復興支援展」をはじめ学園祭の様々なプログラムを通じて、夢、希望、愛、命、和などのメッセージとしてお伝えしようとの意気込みが強く感じられます。

統一テーマ「メッセージ,」に象徴される学生諸君の素晴らしい決意と意気込みが、学園内外の皆様すべてに確実に伝わる意義深い学園祭となることを、心から期待しております。