学園祭によせて
学園祭実行委員長
統一テーマ「つながり」への思い
川崎学園祭実行委員長
玉 井 秀 明
玉 井 秀 明
秋も深まり、紅葉も鮮やかになり始めたこの時期に、第37回川崎学園祭を迎えることができたことをうれしく思います。
今年の学園祭の統一テーマは「つながり」です。このテーマを設定したことを説明するには、東日本大震災について触れておかなければなりません。東日本大震災で日本は多大な被害を受け、被災地では今でも苦しんでおられる方々がたくさんいます。
当たり前だった風景、当たり前だった時間、当たり前だった友人、家族・・・それらを一瞬にして奪われた悲しみは計りしれません。
そこで、岡山という遠い場所にいながら、「何かできることはないだろうか」と考えた結果、被災者の方々に「共に苦難を乗り越えていこう」というエールの気持ちを込めて、学園祭の統一テーマを「つながり」に決定いたしました。
1年間の中でも特に大きなイベントである学園祭は、川崎学園に関わるすべての学生、教職員、そして地域の皆様によってつくられるもので、この川崎学園祭を通して人と人との「つながり」を感じていただけたら光栄です。何卒、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、第37回川崎学園祭を開催するに当たり、各方面の多数の方々からのご指導、ご協力をいただきましたことを、実行委員を代表し、この場を借りて厚くお礼申し上げます。