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学園祭によせて

川崎医療福祉大学学長代行

次なる挑戦へ

川崎医療福祉大学 学長代行 川﨑 誠治

川崎医療福祉大学 学長代行 川﨑 誠治

東日本大震災を体験した私たち日本人は,身近な人々との「絆」の大切さや大災害はいつでも起こりうるのだという認識を一人ひとり強く心に刻みました。今年度の学園祭のテーマ「NEXT」は,この貴重な体験や高揚した意識を今後いかに「次の」未来へとつなげていくのか,そしていかに風化させずに保ち続けるのかを考えるために学生の皆さんの総意のもとで決めたものです。

第38回川崎学園祭では,担当の学生の皆さんが学園祭を昨年以上のものにしようと様々な企画を立案し,それを実行しようとがんばっています。この学園祭は川崎医科大学,川崎医療福祉大学,川崎医療短期大学そしてリハビリテーション学院の4団体が互いに協力し合い,総力を結集して創り上げる一大イベントです。それぞれの団体の意見を集約し,調整し,実行するためには,大変な苦労があることでしょう。川崎学園に集うすべての学生の皆さんが心を一つにして,常に前へ前へと「次なる挑戦」を求めて進んでいく気概を,この学園祭を通じて培っていただければと念じます。