第2回 川崎学園 市民公開講座 開催の様子

2019/5/11 第2回「どうする認知症?」

 5月11日(土)午後2時から、くらしき健康福祉プラザにおいて、医科大学の砂田芳秀副学長を座長として、2019年度第2回川崎学園市民公開講座を開催しました。「どうする認知症?」をテーマに、砂田副学長、認知症学 和田健二教授、神経内科学 三原雅史特任教授、同 久德弓子講師、附属病院臨床心理センター 吉武亜紀臨床心理士・公認心理師、同 健康診断センター 矢島大樹健康運動指導士の6名が講師を務めました。
 開会前からぞくぞくと参加者が来場し、会場内の参加者はもちろん、ロビーに設けたプロジェクターの前でも熱心にメモを取りながら講演を聞く姿が多数見られました。講師陣からは「認知症の症状は原因となる病気によって異なるため正しく診断することが大切である」「認知症の検査ではありのままの姿をみせることが大事である」「生活習慣を見直すことによるリスク軽減効果は約30%といわれている」「認知症の予防にはウォーキングなどの有酸素運動、スクワットなどの筋トレ等が効果的である」「服薬をきちんと継続し副作用管理も行う」など、様々な視点からの情報が提供されました。
 認知症が身近な病気になりつつあることから「早期診断・早期治療が認知症でも大切ということがわかってよかった」「運動の大切さを改めて感じた」等、多数感想が寄せられました。